メイン Routing Settings 802.11axでのseed値によるパケットロスの違い | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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azuma | 投稿日時: 2021/10/7 17:38 |
新米 登録日: 2021/9/30 居住地: 投稿: 2 |
Re: 802.11axでのseed値によるパケットロスの違い amsmyahさん、ご返信ありがとうございます。
> またデバッグを行ったところ > mimo_snr_dBの値が使用する乱数によって大きく異っているようです。 > 現在のシミュレーション環境は > 送信ノードと受信ノード1つずつのみの配置で他のノードからの干渉等の影響はないはずなのですが > 結果が大きく異なるほど乱数の値の影響は大きいのでしょうか。 mimo_snr_dBの値が変数により変化することはこちらの手元でも確認できました。 この値が乱数の影響をどう受けているか、ということについてですが、 libraries\wireless\src\wifi\phy_dot11ax.cpp 3483行目でdemapperという関数から取得しており、demapper関数(libraries\wireless\src\wifi\mimo-mapper.h 107行目)を見るに、引数のp_lambdaに乱数が関与しているのではないかと予想しております。 それより先は調査に少々時間がかかりそうです。 乱数の影響についてですが、 https://simweb.kke.co.jp/download/QualNetHacks-03-PhyAndPropChannel-rev01.pdf の「3.3.4.2 BER ベースの受信エラー判定方式」にある通り、受信データの総ビット数に依存するものです。 また、統計的な観点から、試行したシード値が少数であると安定した結果が得られないかもしれません。多数(100程度)のシード値で試行を行い、平均値を検証する必要がありそうです。 それでは、よろしくお願いいたします。 |
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