メイン Communication Medium Settings shadowingとradio_range.exeについて | 投稿するにはまず登録を |
題名 | 投稿者 | 日時 |
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shadowingとradio_range.exeについて | shiba | 2012/5/31 18:56 |
Re: shadowingとradio_range.exeについて | hiro | 2012/6/1 9:44 |
Re: shadowingとradio_range.exeについて | shiba | 2012/6/4 11:02 |
Re: shadowingとradio_range.exeについて | hiro | 2012/6/4 11:27 |
Re: shadowingとradio_range.exeについて | shiba | 2012/6/4 11:46 |
Re: shadowingとradio_range.exeについて | hiro | 2012/6/4 12:12 |
Re: shadowingとradio_range.exeについて | shiba | 2012/6/4 14:40 |
» Re: shadowingとradio_range.exeについて | hiro | 2012/6/4 15:50 |
Re: shadowingとradio_range.exeについて | shiba | 2012/6/4 19:38 |
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投稿者 | スレッド |
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hiro | 投稿日時: 2012/6/4 15:50 |
長老 登録日: 2005/7/16 居住地: 投稿: 452 |
Re: shadowingとradio_range.exeについて 整理します。
■送信出力とRadio rangeの関係。 ./snt/qualnet/5.2/scenarios/default/default.config このシナリオで以下の変更を行います。 PHY-MODEL PHY-ABSTRACT PHY-ABSTRACT-TX-POWER 1.9842 PROPAGATION-SHADOWING-MODEL NONE ~/snt/qualnet/5.2/bin/radio_range default.config Radio range: 100.000m 次に、 PROPAGATION-SHADOWING-MODEL NONE を PROPAGATION-SHADOWING-MODEL CONSTANT PROPAGATION-SHADOWING-MEAN 4.0 に変更します。 ~/snt/qualnet/5.2/bin/radio_range default.config Radio range: 63.095m つまり、 同じ送信出力、 PHY-ABSTRACT-TX-POWER 1.9842 で、 PROPAGATION-SHADOWING-MODEL NONE なら、 Radio range: 100.000m PHY-ABSTRACT-TX-POWER 1.9842 PROPAGATION-SHADOWING-MODEL CONSTANT PROPAGATION-SHADOWING-MEAN 4.0 なら、 Radio range: 63.095m SHADOWINGが考慮されると伝搬距離が37m程度短くなる。 ここまでは良いですよね。 ■次に到達率。 PHY-ABSTRACT-TX-POWER 1.9842 PROPAGATION-SHADOWING-MODEL NONE の場合。 2,,[0],Physical,Abstract,Signals detected = 48 PHY-ABSTRACT-TX-POWER 1.9842 PROPAGATION-SHADOWING-MODEL CONSTANT PROPAGATION-SHADOWING-MEAN 4.0 の場合。 2,,[0],Physical,Abstract,Signals detected = 36 となります。 Node 2においては、 PHY-ABSTRACT-TX-POWER 1.9842 PROPAGATION-SHADOWING-MODEL CONSTANT PROPAGATION-SHADOWING-MEAN 4.0 の場合は 値が少なく(48⇒36)なっています。 ■ > むしろその逆で障害物を置いた時はもっと届きにくくなるべきで、 上記で確認したように、障害物を置くのではなく、 SHADOWING-MODELとして障害物を想定したモデルを使うと、 届きにくくなっています。 > 送信出力を低く設定するべき 本当にそうなのですか? 障害物を想定したモデルだから、同一の送信電力で出力していても 伝搬上のロスが発生して、受信状態が悪くなるのでは? ■ > 障害物が無いんだったら障害物がある送信範囲100mの時の > データよりも到達率が良くなるはずなのに、 次に、 PHY-ABSTRACT-TX-POWER 5.9842 PROPAGATION-SHADOWING-MODEL CONSTANT PROPAGATION-SHADOWING-MEAN 4.0 に変更した場合は、 ~/snt/qualnet/5.2/bin/radio_range default.config Radio range: 100.000m この時、 2,,[0],Physical,Abstract,Signals detected = 48 となり、 PHY-ABSTRACT-TX-POWER 1.9842 PROPAGATION-SHADOWING-MODEL NONE の場合と同じ結果になります。 さらに、 送信出力を変更せずに、 PROPAGATION-SHADOWING-MODEL NONE に変更すると。 ~/snt/qualnet/5.2/bin/radio_range default.config Radio range: 158.489m となり、 2,,[0],Physical,Abstract,Signals detected = 66 値は増えて(48⇒66)います。 ■ > QualNetではそのように実装されていない。 という事で、正しく実装されていると思うのですが。 ■ あくまでも同じ送信出力条件で、伝搬上のロス(例えば障害物)を 考慮したシナリオで評価するのが良いと思います。 Nodeの位置関係や、CBRトラヒック発生状況に依存するので 正確なことまではわかりませんけど、『たまたま』同じ結果 になるシナリオになっているのではありませんか? |
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