メイン Routing Protocols Implementation & Model Development 伝送速度について | 投稿するにはまず登録を |
題名 | 投稿者 | 日時 |
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伝送速度について | sonngokuu | 2010/7/16 14:18 |
» Re: 伝送速度について | chackn | 2010/7/16 15:44 |
Re: 伝送速度について | sonngokuu | 2010/7/16 15:51 |
Re: 伝送速度について | chackn | 2010/7/16 16:18 |
Re: 伝送速度について | sonngokuu | 2010/7/16 16:36 |
Re: 伝送速度について | chackn | 2010/7/16 17:48 |
Re: 伝送速度について | sonngokuu | 2010/7/16 22:41 |
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投稿者 | スレッド |
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chackn | 投稿日時: 2010/7/16 15:44 |
常連 登録日: 2005/5/13 居住地: Kanagawa, Japan 投稿: 61 |
Re: 伝送速度について sonngokuuさんこんにちは。
APからSTAを遠ざけて行った時にパケット配信率が90%台から下がらないということですが、そうは言っても何kmも離れたらパケット配信率はゼロになるはずです。 ある距離を境に90%から急に0%近くまで落ち込んでしまうということだとすると、それはBPSK 1/2という変調方式と符号化率の組合せ(MCS)のBER特性が非常に急峻だからだと思います。 ディジタル無線通信の教科書を見ると、QPSKやBPSKのように低いデータレートになればなるほど、BER特性は急峻なカーブになっています。802.11aの6Mbpsでは更に、符号化率1/2という冗長性の高いFECが付加されているため、このような特性になっていると思われます。 シミュレーションの場合、現実の無線区間とは異なりFree Spaceなど距離減衰は理想的なカーブなので、シャドウィングやフェージングを考慮しない限り、ほぼBERカーブどおりのパケット配信率になってしまうと思います。パケット配信率は90%,80%,70%と滑らかに下がっていくのではなく、ある距離を境にパタッとゼロ近くまで落ち込む可能性があります。 パケットの再送がそれに更に輪をかけているかもしれません。 もしかしたらMACの統計値を見れば、STAが遠ざかるにつれてパケット再送回数が徐々に増えていることを観測できるかもしれませんね。 ご参考まで。 |
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