![]() ![]() ![]() | 投稿するにはまず登録を |
スレッド表示 | 新しいものから | 前のトピック | 次のトピック | 下へ |
投稿者 | スレッド |
---|---|
forum_support | 投稿日時: 2012/7/3 14:07 |
モデレータ ![]() ![]() 登録日: 2005/5/17 居住地: 東京都中野区中央4-5-3 ?構造計画研究所 投稿: 322 |
建物情報(xmlファイル)の生成方法について 2012年6月21日のUser会にて、xml定義の建物情報についてご質問を頂きましたので、簡単ですがご紹介させて頂きます。
QualNetでは.xml形式で建物情報を定義することが可能です。 直接テキストエディタで.xml形式のファイルを作成しても構いませんが、実際はかなり手間がかかります。 そこで、QualNetには.xmlファイルを作るためのUtilityが2つ準備されています。 一つは、./snt/qualnet/5.2/bin/urban_grid.pl です。パラメタを指定することで、建物を自動生成します。 この時、生成される建物はランダムなものです。このコマンドはスクリプト言語Perlで記述されています。 Perlに詳しい方であれば、ご自身で生成される.xmlを変更することも可能です。 詳細については、QualNet-5.2-UsersGuide.pdfのD.4 Urban Grid Script を参照して下さい。 もう一つは、./snt/qualnet/5.2/bin/shptoxml です。 これは、別途準備した.shp及び.dbfファイルを読み込み、QualNetの.xmlファイルに変換してくれるプログラムです。 このプログラムは.shpファイルの座標系が緯度経度であることを前提としています。またソースファイルは下記にあります。 ./snt/qualnet/5.2/libraries/wireless/src/shptoxml 詳細については、QualNet-5.2-UsersGuide.pdfのD.5 Shapefile-to-XML Utility Program を参照して下さい。 なお.shpファイルはご自身で準備して頂く必要があります。実在の建物情報等を利用したい場合、デジタルマップとして 各社から販売されているデータを購入し.shp形式に変換する必要があります。 このshptoxmlを使用例として東京のJR品川駅周辺の.shpファイルを変換して、QualNetで表示したものを紹介します。 任意の建物形状と建物高さがQualNetに取り込まれていることがわかります。 添付ファイルを解凍すると以下のファイルが生成されます。 shinagawa_station.jpg ・・・QualNetで表示させた際の画面キャプチャ GoogleEarth_shinagawa.kmz ・・・品川駅付近のGoogle Earth情報 Google Earth等でJR品川駅を北側から俯瞰した表示と見比べて頂ければ再現度合を確認して頂けます。 なお、使用した建物情報とGoogle Earthの建物情報の更新年度が若干異なるため全く同じではありません。 ![]() ![]() |
スレッド表示 | 新しいものから | 前のトピック | 次のトピック | トップ |