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投稿者 | スレッド |
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tya | 投稿日時: 2011/1/17 21:30 |
半人前 ![]() ![]() 登録日: 2010/11/30 居住地: 投稿: 21 |
指向性アンテナの制御について いつもお世話になっております。
現在、指向性アンテナ(Switched Beam)を使ったシミュレーションを行っています。QualNetの仕様上では、待機中や相手の位置が分からない場合など、指向性アンテナにしていても、無指向性アンテナ(Omnidirectional)で通信を行ってしまいます。常に指向性アンテナで送受信出来るようにしたい(アンテナビームの向きを固定して待機したい)のですが、プログラムソースを調べてみたところ、どこで制御しているのかが見つかりません。 また、OLSR INRIAで使われる制御パケットを指向性ビームで送受信する方法はないでしょうか? その場合、どこのファイルの関数をいじればよいのでしょうか? 当方、QualNet5.0でルーティングプロトコルはOLSR INRIAを使っています。宜しければご教授お願いします。 |
chackn | 投稿日時: 2011/1/18 20:51 |
常連 ![]() ![]() 登録日: 2005/5/13 居住地: Kanagawa, Japan 投稿: 61 |
Re: 指向性アンテナの制御について tyaさん
このところ何度かやり取りさせていただいてますね。 それはさておき、アンテナの指向性を制御するのは関数名から推測すると、次の関数じゃないでしょうか? void ANTENNA_SetBestConfigurationForAzimuth(Node* node, int phyIndex, double azimuth); void ANTENNA_SetToBestGainConfigurationForThisSignal(Node* node, int phyIndex, PropRxInfo* propRxInfo); これらが呼ばれているところを調べると、phy_802_11.cppで一つ目の関数を呼んでいるみたいですね。 このファイルの中で"ANTENNA_"で始まるシンボルを検索すれば指向性アンテナに関する関数呼び出しがいろいろと見つかるはずです。 今は802.11のMACプロトコルと連動してアンテナを制御するようになっていますが、これらの関数の呼び出しをうまく行えば目的が達成されるのではないかと。 お役に立てば幸いです。 |
tya | 投稿日時: 2011/1/19 4:10 |
半人前 ![]() ![]() 登録日: 2010/11/30 居住地: 投稿: 21 |
Re: 指向性アンテナの制御について chacknさん
いつもありがとうございます。 初心者ながら試行錯誤しているのですが、大規模なプログラムに慣れていなくて… さて、phy_802_11.cppなどを見てたのですが、それらしい関数があるにも関わらず、ここで制御している!っというのが中々見つからないですね。色々探してみたところ… BOOL AntennaSwitchedBeamOmnidirectionalPattern( PhyData* phyData) { void AntennaSwitchedBeamMaxGainPatternForThisSignal( Node* node, int phyIndex, PropRxInfo* propRxInfo, int* patternIndex, float* gain_dBi) { の2つの関数にプログラムを追加してみたところ、ある程度は制御(固定)することが出来ましたが、GUI上で確認してみたところ、やはり無指向性で通信しているときもある様です。常に指向性アンテナで送受信出来るようにしたいので、もう少し探ってみようかと思います。 ありがとうございました。 |
tya | 投稿日時: 2011/1/21 4:14 |
半人前 ![]() ![]() 登録日: 2010/11/30 居住地: 投稿: 21 |
Re: 指向性アンテナの制御について 追記です。
あれからアンテナを制御している部分がある程度分かったのですが、気になった点が1つあります。 指向性アンテナの送信範囲は基本的にアンテナパターンファイルで決まっていると理解しています。 確かに、送信範囲はそうなんですが、送信範囲=受信範囲にはなっていないのでしょうか? つまり、送受信ビームが一緒なのかどうなのかということです。 |
chackn | 投稿日時: 2011/1/25 20:30 |
常連 ![]() ![]() 登録日: 2005/5/13 居住地: Kanagawa, Japan 投稿: 61 |
Re: 指向性アンテナの制御について tyaさん、こんにちは。
アンテナの指向性(≠送信範囲)は送信・受信ともに同じパターンです。シミュレータなので、送受信で違うパターンを指定することも可能ですが、同じアンテナを使えば一般には、送信パターン=受信パターンです。また、「送信範囲」はアンテナパターンだけでなく、送信電力や受信スレッショルドなどで決まります。 「送受信ビーム(のパターン)が一緒か?」というご質問には「一緒です」というのが答えです。ビームの最大ゲイン方向をお互いに向け合った場合には、ゲインは双方のアンテナの足し算(つまり送信ゲイン(=受信ゲイン)の2倍)になります。 こんな答えで良ろしいでしょうか? |
tya | 投稿日時: 2011/1/27 13:44 |
半人前 ![]() ![]() 登録日: 2010/11/30 居住地: 投稿: 21 |
Re: 指向性アンテナの制御について chacknさん
送受信ビーム(のパターン)が一緒で安心しました。 そもそも、QualNetの仕様上では、互いの位置が分からない場合、無指向性で通信を行おうとするので、ビームの最大ゲイン方向をお互いに向け合ったとしても、実質の通信距離は変わらない(無指向性で届く距離が限界)んですよね(相手の位置が分かっているのが前提ならば、2倍の距離に配置すれば、実質の通信距離は2倍になる) てっきり、指向性アンテナにすることで、常に指向性ビームを向けている状態だと思っていたので、前回の投稿以来、QualNetでの指向性アンテナの仕組みがかなりわかりました。 本当にありがとうございました。 |
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