メイン Link (MAC) Layer Protocol Implementation & Model Development MAC層での挙動について | 投稿するにはまず登録を |
題名 | 投稿者 | 日時 |
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MAC層での挙動について | karin | 2011/10/4 15:52 |
» Re: MAC層での挙動について | ino | 2011/10/5 12:24 |
Re: MAC層での挙動について | karin | 2011/10/14 20:04 |
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投稿者 | スレッド |
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ino | 投稿日時: 2011/10/5 12:24 |
新米 登録日: 2011/1/24 居住地: 投稿: 16 |
Re: MAC層での挙動について どのプロトコルのどのメッセージかわからないのですが
例えば、ということで802.11(のRTSメッセージの衝突)と802.3に関して以下に書いてみます。 ・802.11 バックオフの設定は方式ごとのdefine設定となっているようで 例えば802.11bでは以下のようなものが見つかりました。 (バックオフ時間はcw*slot_timeでcw値をMIN〜MAXの間で再送ごとに2倍ずつ増える。 関数MacDot11StationIncreaseCW等参照。) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ #define DOT11_802_11b_CW_MIN 31 #define DOT11_802_11b_CW_MAX 1023 #define DOT11_802_11b_SLOT_TIME (20 * MICRO_SECOND) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ また再送回数の設定はconfigで与えることができ以下のパラメタです。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ MAC-DOT11-SHORT-PACKET-TRANSMIT-LIMIT (デフォルトは#define DOT11_SHORT_RETRY_LIMIT 7) MAC-DOT11-LONG-PACKET-TRANSMIT-LIMIT (デフォルトは#define DOT11_LONG_RETRY_LIMIT 4) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 再送回数のログは例えば .statファイルには"RTS retransmissions due to timeout"というものが出力されます。 ただし、これはRTSを待つタイマがはじけた回数をカウントしているだけので、他のメッセージと衝突してしまったからなのか APからRTSは送信されたが何らかの理由でRTSが聞こえなかったのか、そういった細かい理由はわからないことになります。 このログの元の変数がインクリメントされている箇所(dot11->retxDueToCtsDcf++)を参考に、 所望の箇所にログを追加するというのが1つの手でしょうか。 ・802.3 衝突回数は.statファイルの以下の値が近いかと思います。 Number of Retransmissions in Half Duplex ソース内のmac802_3->stats.numBackoffFacedやmac802_3->collisionCounterなどを追ってみてください。 バックオフは802.11とほぼ同じです。 mac802_3->backoffWindowの動きを見ればどういう挙動か追えると思います。 こちらも設定はdefine文のようです(MAC802_3_MIN_BACKOFF_WINDOW、MAC802_3_MAX_BACKOFF_WINDOW)。 この値はTraceに出力されているようです。 |
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