ver3.9を使用しています。

図のように、１つは（１→２→３→４）の３ホップでもう１つは（１→５→６→７→４）の４ホップの２つの経路が見つかるようなノード配置にしました。

ルーティングプロトコルをDSRにし、あとは何も変更していないと思います。

この状態でシミュレーションを行うと、（１→２→３→４）の経路ではうまくRREQが送られてRREPが返ってきたのですが、（１→５→６→７→４）の経路では、ノード６がRREQをブロードキャストしてからは何も起こらず、RREQがdestinationのノード４まで届きませんでした(>_<)

結局（１→２→３→４）の経路でデータ送信が行われ、通信は成功したのですが、何故ノード６がRREQをブロードキャストした後、何も起こらなかったのでしょうか？？


しかし、SEEDを１から２に変更したら、どちらの経路にもRREQがうまく送信され、sourceのノード１のキャッシュには、（１→２→３→４）（１→５→６→７→４）の２つの経路が格納されました。

SEEDを変更するだけで、何故変わったのでしょうか？？


字で書くだけでは分かりにくいと思うので、シナリオファイルを添付しておきます。もしよろしければSEEDを１にしたり２にしたりして実行してみてください。
そして、どなたか分かる方がいらっしゃいましたら、ご回答のほうよろしくお願いいたします。

amigo.lzh

※現状、3.9の環境がないので、予想になります。
単純に下位レイヤでRREQパケットの受信に失敗しているだけのような気がしますが・・・。
直感的にはSEEDを変更したら、確率モデルに従って動くロジック全部に影響するかと思います。
あるSEEDではパケットの受信に成功し、別のSEEDでは同一パケットの受信に失敗する、なんてこともあるでしょうね。
パケットトレースで追ってみたり、視点をもっと下位のレイヤに下げたりはしてみましたか？

gakuさん、お返事ありがとうございます。
受信に成功するか失敗するかは、確率によって決まるようになってるのですかぁ。
なるほど、ありがとうございます(^▽^)

ちなみに、「パケットトレースで追う」とはどういう意味でしょうか？
どのようにすればそれができるのでしょうか？

なにぶんQualNetを始めたばかりですし、ネットワークの知識もあまりないもので・・・。
もしよろしければ教えてください。

GUIを使用する場合は、
ConfigSettings> Trafic and Status > Tracing > Packet Tracing Enabled
をYesに設定するとパケットトレース用の出力がONになるはずです。
これでシミュレーションを実行すると専用ファイルに結果が残ります。
中身の詳細とかついては、UsersGuideを見た方がいいでしょう。
６章の「QualNet Packet Tracer」にいろいろ書いてあると思いますよ。

ありがとうございます(^▽^)
gakuさんが仰られたことを参考に解析してみたいと思います。