Japan QualNet Community Forums Japan QualNet Community Forums
Welcome Guest 
ログイン
ユーザ名:

パスワード:


パスワード紛失

新規登録
検索
メインメニュー
アクセスカウンター
2024/05/17:13/16
2024/05/16:22/24

2024/03/18より397/1407
人気モジュール
No.1: フォーラム 99
No.2: QualNet概要 3
No.3: ニュース 2
日曜日からの合計
人気Browser&OS
No.1:巡回ロボット79
No.2:Unknown OS1
No.3:Windows XP1

No.1:どっかの巡回ロボット70
No.2:Majestic-12巡回ロボット6
No.3:Google巡回ロボット3

日曜日からの合計
メイン
   Link (MAC) Layer Settings
     標準付属のシンプルなMACプロトコルモデルに関する概要まとめ
投稿するにはまず登録を

題名 投稿者 日時
 » 標準付属のシンプルなMACプロトコルモデルに関する概要まとめ mast 2010/1/20 20:51
フラット表示 前のトピック | 次のトピック
投稿者 スレッド
mast
投稿日時: 2010/1/20 20:51
一人前
登録日: 2005/4/7
居住地:
投稿: 93
標準付属のシンプルなMACプロトコルモデルに関する概要まとめ
たまたま調べる機会があったので、ざっと調べた結果を備忘メモ代わりに投稿しようと思います。
もし内容の誤りに気付いた方がいれば、じゃんじゃん指摘してもらえると助かります。

■Generic MAC
 設定でRTS/CTSによる仮想キャリアセンスおよびAckによる到達確認を有効にすることが可能。
 その他の挙動は以下のように指定するプロトコルタイプに応じる

 ◆PSMA
  Packet Sense Multiple Access?
  データ送信に際して、キャリアセンスは行わず、いきなりデータ送信を行う。

 ◆CSMA
  Carrier Sense Multiple Access
  データ送信に際してまずキャリアセンスを行う。その結果がIDLEであればデータ送信を行う。
  結果がBUSYである場合はランダムバックオフ後に再度キャリアセンスを行う。
  結果がIDLEになるか規定回数(25回)に達するまでこれを繰り返す。
  結果がIDLEになった場合はデータ送信を行う。規定回数に達した場合は送信データをドロップする。
  なおバックオフウィンドウのサイズは初期値620 usec(31*20)から繰り返し毎に最大20,460 usec(1023*20)まで指数増加していく。
  またキャリアセンスに要する時間は0である。

 ◆CSMA-CA
  Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance
  データ送信に際してまずキャリアセンスを行う。その結果がIDLEであればデータ送信を行う。
  結果がBUSYである場合はランダムバックオフ後に再度キャリアセンスを行う。
  ただしチャネルがBUSYである間はバックオフタイマは凍結される。
  結果がIDLEになるか規定回数(25回)に達するまでこれを繰り返す。
  結果がIDLEになった場合はデータ送信を行う。規定回数に達した場合は送信データをドロップする。
  なおバックオフウィンドウのサイズは初期値620 usec(31*20usec)から繰り返し毎に最大20,460 usec(1023*20usec)まで指数増加していく。
  またキャリアセンスに要する時間は0である。

 ◆SLOT-CSMA
  設定でタイムスロット長を与える。データ送信はスロット単位で行われる。
  データ送信に際しては、まずスロット先頭でキャリアセンスを行う。
  その結果がIDLEであればデータ送信を行う。
  結果がBUSYである場合は後ほどあらためてキャリアセンスを行う。
  ということだが、どうも挙動が良く分からない。

 ◆SLOT-CSMA-CA
  挙動が良く分からない。

■MACA
 Multiple Access Collision Avoidance
 物理キャリアセンスは行わず、RTS/CTSによる仮想キャリアセンスで干渉回避を行う。
 データ送信に際してまずRTSを送信する。その後規定時間内にCTSを受け取ればデータ送信を行う。
 規定時間内にCTSを受け取れない場合はランダムバックオフ後に再度RTSを送信する。
 規定時間内にCTSを受け取れるまでこれを繰り返す。CTSを受け取れた場合はデータ送信を行う。
 なおバックオフウィンドウのサイズは初期値20msecから繰り返し毎に最大320msecまで指数増加していく。

■Aloha
 データ送信に際して、キャリアセンスは行わず、いきなりデータ送信を行う。
 その後規定時間内にACKを受け取れば、50msec待機して次のデータを(あれば)送信する。
 規定時間内にACKを受け取れなかった場合は、時間を空けて後ほどデータを再送する。
 規定時間内にACKを受け取れるまでこれを繰り返す。
 ACKを受け取れた場合は50msec待機して次のデータを(あれば)送信する。
 ACKを受け取れなかった場合の再送までの待機時間は、繰り返し毎に概ね指数増加していく(初期値は5msec前後)。

■TDMA
 Time Division Multiple Access
 時間軸を指定された長さのタイムスロットに分割する。
 何も指定しなければ周波数チャネルを共用する各ノードに単純ラウンドロビン方式でで1タイムスロットずつ割当てられる。
 各ノードは自身に割当てられたタイムスロットを消費してデータを送信する。
 送信すべきデータが無い場合でも各ノードは自身に割り当てられたタイムスロットを消費する。
 スロット割当てパターンは設定により自由に変更できる。
 (フレーム内の各スロットに関してどのノードが送信権を持っているかを指定する。)
 設定できるパラメータは以下のとおり。
 ・1フレームを構成するスロット数
 ・1スロットの長さ
 ・スロット間のガードインターバル
 ・フレーム間インターバル
 ・スロット割当て方式
フラット表示 前のトピック | 次のトピック
Copyright c KOZO KEIKAKU ENGINEERING Inc. All Rights Reserved.
XOOPS Cube PROJECT